〔用途〕 ◆銅線用裸圧着端子や銅線用裸圧着スリーブの電線コネクタを用いて電線を圧着・接続する接続工具です。 主に機器用配線、屋内配線に使用します。 | ||||||
〔種類〕 ◆大別しますと、手動片手式工具、手動両手式工具、手動油圧式工具、電動油圧式工具に分類されます。 一般に使用範囲(端子呼び寸法)は、手動片手式工具で14mm2まで、手動両手式工具で100mm2まで、手動油圧式工具で150mm2までとなっております。 | ||||||
◆手動片手式の中で、銅線用裸圧着スリ−プの終端重ね合わせ用E端子(リングスリープ)の圧着工具は、これ専用のリングスリーブ用工具となります。 この工具はグリップが黄色に指定されており、リングスリーブ用と銘記されています。 | ||||||
〔使い方の注意〕 ◆端子の呼び寸法と同じ呼びのダイス位置にて圧着を行って下さい。(図1) | ||||||
◆圧着する電線の断面積は、使用端子の電線抱合容量の範囲でお使い下さい。 | ||||||
◆電線の芯線部が端子から約1mm出た状態で圧着して下さい。(図2) | ||||||
◆端子を入れる方向は、端子のロウ付部がオンダイス側にくるようにして下さい。(図3) | ||||||
◆片手式圧着工具では成形確認機構(ラチェット機構)によつ、圧着が完了しないとハンドルが関かない構造になっています。ハンドルが開くまで荷重を加えて下さい。 | ||||||
◆手動油圧式工具では圧着完了のショック(定圧弁が働いた時)を感じるまでハンドル操作を繰り返して下さい。 | ||||||
◆電動油圧式工具では圧着完了のショック(定圧弁が働いた時)を感じるまでスイッチを引き続けて下さい。 | ||||||
◆圧着が完了した時、使用したダイスが確認できるよう端子に圧着マークが付くようになっています。(図4) | ||||||
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